シークレットラブ（仮）純愛アフターストーリー

【ハル】
ある日曜の昼下がり。
二人っきりでだらだらいちゃいちゃ。
しかしこれは、立派な「花嫁修業」。ハルは、立派なお嫁さんになるため、日々修行を重ねているのだ。
……もちろん、夏野とたっぷりいちゃいちゃしながら。
「今日さ……エッチな下着つけてるんだけど」
とろけた顔でそんなことを言われたら……もう、考えることはひとつだけだった。

【美沙】
まだ暑さの残る新学期。
美沙と夏野の交際は全校中に知れ渡り、応援や祝福の声を聞く毎日。
そんな日々はいそがしくも充実している……はずが、美沙はなんだか不満げで？
「夏野くん！ このままではいけません！ なんだか……なんだかすごく健全です！」
美沙がエッチでなくなるのは問題だ。二人は、ますます過激なプレイを追い求めることにした。

【ちあき】
「幼馴染ってこういうことするイメージがあるんだよね。夢がかなったな～～、と思って」
目の前で裸のちあきが笑う。そう、俺たちは今、一緒にお風呂に入っている――。
ひょんなことからプチ同棲生活を始めた夏野とちあき。お風呂に買い物、一緒の布団。
毎日がドキドキがいっぱいだ。これは、最高に甘酸っぱい幼馴染兼恋人と過ごす一週間のお話。

【楓】
あれから、友人たちとの距離が縮まった楓。
しかし、理解のありすぎる友人たちは恋人の夏野に遠慮しがち。
楓と一緒にいられて楽しいけれど、楓には友達とも仲良くしてほしい。
二人は、「会えない時間を楽しむ」ことにした。離れていても、心の中はおたがいのことでいっぱい。
このもどかしさが心地いい。
そうして、焦らしに焦らして久しぶりに会えたときには――少しだけ、ワガママになってもいいよね？